WOOD BASS

www.hygeia-keiko-hauoli.jp/2013/07/16/キラキラ花凛潤講座-体験編/

今回のキラキラ花凛潤講座体験編は、これからまだまだ続く長い夏、
厳しい暑さに、

ともすればダラケ気味になる私たちの心身に「喝」を入れて
いただこうと、

比叡山で「回峰行」という荒行をされている行者さんたちの
ところに出かけました。

回峰行の行者さんたちが、大津市葛川の息障明王院で「夏安居(げあんご)」と
いう

参籠修行に入られる初日にあたる716日、

行者さんたちは比叡山から、途中・花折峠を越えて、歩いて葛川明王院に向かいます。

午後3時半頃に到着予定の行者さんたちを明王院前の道で、

正座して待っていると一列に並んで山を下りて来られた汗だくの20数名の行者さんたちが

私たち一人一人の頭の上に数珠をあててお加持をしてくださいます。

たったそれだけ??と思われるかもしれません。

ですが、これは体験しなければわからないことなのですが、行者さんたちの表現しがたい、

有難いパワーに
圧倒されて、なんだか胸がいっぱいになって
涙が溢れてくるのです。

比叡山回峰行は、比叡山中を一日に七里半(およそ30km)、

霊石・霊木・お堂を礼拝巡礼して歩く荒行です。

北嶺大行満大阿闍梨になるには、7年かけて1,000日間歩き続けます。

その間には、「堂入り」と呼ばれる、9日間、不眠・断食・断水・不横臥の

まさに生死をさまよう、すさまじい行もあります。

なんのために、こんな厳しい行をするのでしょう?

誰に強制されるわけでもなく・・・。

死ぬ覚悟でなければ、とうていできることではありません。

その覚悟をあらわしているのか、

行者さんは白装束に未敷蓮華とよばれる独特の形をした御笠をかぶります。

その御笠は、不動明王の化身とされ、

行者さんは、不動明王さんに守られながら、一人黙々と行を続けるのです。

千日回峰行にはいる行者さんは、およそ10年に一人。

そんな厳しい行を、誰もができるわけではありません。

でも、人には、誰の心の中にも

「自分は何のために生まれて、生きて、そして死んでいくのだろう?」

という想いがあるのではないでしょうか?

その答を求めて、行者さんは厳しい行に身を投じるのでしょうか。

行者さんたちのお数珠を頭に受けることによって有難さに圧倒されて涙が出るのは、

私の心の中にある想いと行者さんの想いが重なるからなのでしょうか。

千日回峰行は1,000日ではなく、実際は975日で満行となります。

あえて25日を残して満行とするのは
厳しい修行をしたからといって、おごることなく、

人間は死ぬまでずっと修行なのだ、ということを戒めるためだそうです。

厳しい修行はできないけれど、せめて暑さに負けず、パリっとクールに生きようぜ!

という気持ちに
させていただけた貴重な体験でした。


www.hygeia-keiko-hauoli.jp/2013/08/05/キラキラ東洋医学講座/

東洋医学講座は、立夏・立秋・立冬・立春の頃に合わせて年4回、

心身のケアについて学び合う講座です。

安心して集うことができる自由な場で、仲間作りをしながら個人の体験をシェアし、

互いの成長を促す・・・という講座の目的にも、

第二回目で参加者全員が馴染んできたように感じました。

今回のテーマは「潤い」。

東洋医学的には、女性は28歳と49歳に、「潤い」が減少していく心身の変化を迎えます。

特に50代以降の女性が、その変化にどのように対応し、ケアしていくかによって、

いわゆる老化のスピードの個人差を大きくします。

予防美学では、特に50歳以降の女性の「美しさ」について

体験を通して学んで実践していくことが基本なので、

東洋医学と予防美学には共鳴できることがたくさんあるわけですね・・・。

東洋医学では、潤いが減少する原因は体の水分や皮脂をつくる

「陰」が不足(虚)するから、と考えます。

体を潤す力が弱まり、体を冷ます力も弱るので、

乾燥・ほてり・便秘・肌や髪の艶の減少・高血圧・のぼせ・焦燥感・イライラ

などの症状が起こります。

東洋医学ではこれらすべてを「陰虚証」とよび、原因はみな同じと考えます。

不足した「陰」を補うためには、

有効なつぼを刺激

「三陰交」(足の内くるぶしの親指3本分上、すねの骨のきわ)

「湧泉」(足裏中央の前方の陥凹部)

豆乳、青魚、れんこん、梨、はちみつ、はまぐり、あさり、などの

「陰」を増やす食材を摂り、

「潤い」を奪う香辛料、ピリ辛味の強いものを多く摂り過ぎないようにする

睡眠不足、休息不足をしないで、心身穏やかな生活を!

予防美学的には、潤いが不足してくる肌のケアが必要となります。

医学の王道は予防医学であり、スキンケアこそ究極の予防医学であると考えます。

そのもっとも大切な予防にあたるのが、肌の潤いを守ること。

そのためには、

「自然治癒力をアップさせる」

「自然治癒力を阻害することを避ける」

「自然治癒力に絶大なる信頼をおく」

この3点が大切なことなのです。

むずかしそうに聞こえますが、やることはいたってシンプル。

体のケアと同じように毎日基本的なことを正しく繰り返すことなのです。

基本的なスキンケアのやり方をもう一度確認してみましょう。

肌には、とにかく、やさしく触れること。

筋肉を動かすほどの力は、肌に負担をかけます。

タオル・コットン・ティッシュの刺激にも配慮しましょう。

疲れている時には、

スキンケアも肌に負担にならない洗顔と保湿だけのシンプルなものにします。


化粧品の使用量と使用方法は必ず守ります。

外からの刺激から肌を守る、

ファンデーションやUVケアの
製品を目的に合わせたものを選んで使うようにします。

基本的なことをしっかりと守って、鏡のなかの自分の肌をしっかり観察しながら、

自分の心の中を反省できるように
なれば、予防美学の上級者です(笑)。

当たり前の事を当たり前にやるだけで肌の健康度はアップし、

潤いも自然治癒力も高まります。

そうすれば、深刻な肌トラブルにはならないはず!

さあ、いかがですか。

東洋医学・予防美学の「潤いケア」を実践していつまでも瑞々しい女性でいたいものですね。

鏡の中の自分の顔が「口角が下がっていないか」を
チェックして、

「美しいよ!」と一声、毎日自分に言ってあげましょう。

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